王族も利用するというシリラート病院内にある博物館というコアすぎる観光スポットに行ってきたはやみーです．
旦那氏は絶対に苦手な展示内容なので1人で行ってきました笑
シリラート医学博物館を含めて博物館はなんと三つもあって見応えがあるのですが，法医学や解剖学に関する物が多いので，万人受けする博物館ではないですね．
ただ，腐っても元医療従事者！結構面白かったですよー
写真はブログに載せていませんが，ショッキングな内容を含む展示なのでご注意ください．
シリラート医学博物館(Siriraj Medical Museum) 行き方
MRTで行くと「Bang Khun Non」という駅が最寄りですが，そこから歩いて20分ほどかかります．
私が行った日は曇りだったし，歩いちゃったんだけどね
歩いてる時にシーローもたくさん行き交っていたので，暑い日はタクシーとかに乗ることも考えたほうが良さそう．
川が近いので「ターロットファイ」「ワンラン」という船着場が近くにあります．
船を乗りこなせる方はこの船着場を利用する方法が1番歩かずに済む方法かと！
シリラート病院と大きめの通路を挟んだ反対側に博物館があります．
シリラート医学博物館(Siriraj Medical Museum) 入り方・料金
他にも博物館はあるのですが，まずはチケットを買うため医学博物館を目指します．
似たような建物がたくさんあるので分かりにくいのですが，黄色い看板を探しましょう．
矢印の通りに進めば医学博物館に着く事ができます．
入ってすぐ右手の受付で「博物館に行きたい(英語で通じました)」と伝えると，名簿に名前を書くように言われて，2階に案内されます．
2階につくと綺麗なチケットカウンターがあり，ようやく博物館らしい雰囲気に！
現時点で入場料は200B.(2022/4 現在)
チケット購入時にカウンターのお姉さんが1枚のチケットで3つの博物館を回れると説明してくれました．
パンフレットには，200B支払った場合は医学博物館と解剖学博物館に行くか，もう一つの大きな博物館に行くか選ばなければいけないと記載されてます．パンフレットが古いのか時期によって違うのか分かりませんので，チケット購入時に確認してください．
シリラート医学博物館(Siriraj Medical Museum) 博物館の様子
シリラート医学博物館は更に3つのエリアに分かれています．
ちなみに展示物が特殊なので全体的に写真は撮れません．
病理学博物館(Ellis Pathological Museum)
正常な心臓と病気のある心臓などの実際の臓器や奇形児がホルマリン漬けにされて並んでいます．
個人的には胎児の成長過程を示すホルマリン漬けをめちゃくちゃ見ちゃいました．
思わず生命の神秘を感じてしまった
法医学博物館(Songkran Niyomsane Forensic Medicine Museum)
ここにはなんらかの犯罪や事故に関わり，法医学による鑑定の必要だったご遺体が展示されています．
遺品なんかもいっぱいあって生々しい感じ
ホルマリン漬けされてる身体の一部なんかもたくさんあります．
以前は「シーウィー」の死体標本が目玉だったようですが，現在は無くなってしまったようです．
またほとんどタイ語と英語の表記がありますが，タイ語のみで表記されていることもしばしば．
このエリアが1番ショッキングですね．
私は救急医療に携わってたこともありちょっと見慣れていましたが，初めて見たらびっくりしちゃうと思います．
旦那氏が見たら卒倒すること間違いなし．笑
寄生生物博物館(Parasitology Museum)
入る時に食品サンプルが並んでいるので「あれ，急になに？」と思ってしまいます笑
中に入るとまた食品サンプル並んでいます．
これは寄生虫に気をつける必要のある食品の例とのこと．
普通に知識として写真撮りたい…
だがしかしやはり撮影禁止！
タイ語ですが，危険な虫の模型や説明がズラーっと並んでいます．
まだまだ，あと2つ博物館あります
解剖学博物館(Congdon Anatomical Museum)
シリラート医学博物館から歩いてすぐの別棟．こちらもやっぱり撮影は禁止．
1番最初の病理学博物館と少し展示内容は似てますが，こちらは特に説明等はなくただ標本がたくさんあります．
ただ，こっちの方が大人のホルマリン漬けが多くてちょっと迫力があるね
あと何故かここだけワクチン接種証明書を見せるように言われました！
Siriraj Bimuksthan Museum
今度は道路を渡って病院側へ．
先ほどとは全く違う立派な建物で，更にここでやっと撮影可能になります．笑
こちらは病院や医学の歴史についてで，先ほどと比べるとかなりソフトな展示があります．
ちょっとだけ標本もありますが，こちらはかなり安心して見て回れます．
ズバリ見所は…
せっかく見れるならと3つ全部の博物館を周りましたが，やっぱり最初の2つは日本じゃなかなか見ることの出来ない展示かと思いますので，せっかく行くならシリラート医学博物館と解剖学博物館をぜひ！
クーラーも効いているのですが，周っているといろんな意味で冷え冷えとしてきます笑
医療知識がある人も楽しいし，無い人でも命について考え直す機会になるかも
シリラート医学博物館(Siriraj Medical Museum) 詳細
| 施設名 | Siriraj Medical Museum |
| 住所 | 2 Wanglang Rd. Bangkoknoi, Bangkok, 10700 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(チケットを買えるのは16:00まで) |
| 定休日 | 火曜日 |
| 電話 | 02-419-2601 |
| sirirajmuseum@gmail.com | |
| 料金 | 200B |
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